片道9時間

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Take me out 2018 感想 ダレンとデイビー。

見てきました!Take me out 2018!

 

と言っても、初演は見られていないのですが。

 

えー、文ちゃんこと浜中文一君を応援して5年以上になる私にとって、今回彼がTake me outに出演できたという事はとても嬉しい事でした。最近、ジャニーズjrを卒業し、これから1人の俳優として芸能界で生きていく彼が、沢山の同世代の俳優さん達とお芝居するという経験は素晴らしい事だと思うからです。誰目線やねん。

 

特に味方さん、陳内さん、いつも仲良くしてくれてありがとう...。

 

ジャニーズwebというところで月額払えば読める文ちゃんのブログがあるのですが、このブログに彼以外の人間が出てくるのはかなり珍しいんです。基本的に交友関係が謎なので!

だけど、先週と今週味方さんと陳内さんが立て続けに登場している!素晴らしい!ありがとうございます!!

 

はい。いい加減舞台感想入ります。

 

めっちゃアメリカだな!と思ったのが率直な印象でした。

 

私が留学している国では昨年末ようやく同性婚合法化が正式に可決したのですが、アメリカではもう3年も前に全米で合法化されてるんですよね。それでも、人の心の底にある差別意識というのはそう簡単に拭えるものではないと思います。

 

ダレン・レミングは力のある人間で、彼の世界の中で、彼はいつもトップに君臨する存在で。だからカミングアウトした後も彼は堂々としていられた。トッディ、マルティネス、ロドリゲスのようにもちろん彼のカミングアウトに否定的な人間はいたけれど、でも彼らはあくまで彼が「ゲイ」である事を否定しただけで「ダレン・レミング」の存在は否定しなかった。だってダレン・レミングは最高のベースボールプレイヤーだから。それを否定できる人間は彼のチームにはいないから。

ダレンはデイビーの事を好きだったけど、デイビーは既婚者で、子供もいて、なによりダレンは彼と親友でありその関係はダレンのセクシュアリティには左右されないと思ったんですよね。だから告白する必要も無かったし、親友のままで十分満足だったのではないでしょうか。ダレンは。

 

だけどデイビーは彼のセクシュアリティどころか、彼の存在そのものまで否定し、だから、ダレンもデイビーを否定するしかなくなった。

 

デイビーは、相手がダレンでなければあんな事は言わなかったでしょう。もしも、なんの関わりのない選手だったら心の底にある差別という刃を手にすることは無かったはず。でも、ダレンだったから。

 

人間は人間にあるべき姿を求めます。それが裏切られた時、びっくりするほど傷ついてしまったりします。こっちが勝手に思いこんだだけなのに。

 

デイビーからダレンに向けられた刃はそういうものだったのではないでしょうか。お前は、俺が思っていた通りの人間だと思っていたのに。裏切られた。想像と違った。

 

 

 

キリが悪いですが、ここで一回切らせてください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。